課題とリーダーが人を動かす

人びとが動くのに大きく作用するものは状況です。


それに関連してもう2つ、「課題」と「リーダー」の存在を追加しなければなりません。


・・・いわば、人びとと課題との相互作用、心と心の相互作用です。


挑戦的な課題は、人びとを生々しい状況に直面させ、人びとと状況との相互作用を促進していくことに機能します。


その課題ゆえに、それを達成しようとする途上で、いままでは見えなかった、あるいは新しい状況と出会うからです。


ある精機工機工場における諸活動の課題のことごとくが、これでした。


もちろん、ここでいう課題とは、それが人びとにとって達成したいものになっているものを指しています。


形式的、事務的なものではありません。


リーダーという人間の存在については言うまでもないのですが、人びとと状況との相互作用、課題との相互作用をもたらすのも、けっきょくは、大もとはリーダーなのです。


問題やトラブルが発生する。


あるいは顕在化する。


・・・それへの対応の中に、リーダーという人間の心と、リーダーを通じてその組織集団の文化が現れてきます。

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