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2011年05月 アーカイブ

企業の変革、社会の変革

ある中規模の精密機器メーカーの副社長が一昨年くれた年賀状に、


「昨年は"消防"に明け暮れました」


・・・とありました。


トラブルの"火消し"、つまり助けに飛び回っていたという意味です。


この人は人格的にも素晴らしく、また組革研にも関心の深い人だったので、私はてっきり、昨年の"消防"を悔み、"火付け人"への転換を、彼はこの年賀状で語っているのだと受け取っていました。


・・・ところがそれは誤解で、相変わらず"消防"を続けていたらしいことを後で知って心配していたら、昨年の年賀状に、「いま業績が創業以来の最悪です」と書かれており、ご苦労のほどを偲ばせていました。


組革研では、"火付け"がリードの常道になっています。


荒廃する学校の変革も、"火"を大きくすることによって成功しています。


今日の学校運営の大変さは、企業の比ではないと思います。


第一に、最も脱社会現象の激しい層の大勢の子どもたちを抱えています。


第ニに、企業は従業員にお金を払う立場にあり、まだまだ生殺与奪の権を多少は握っていますが、学校の頼みの綱は受験競争だけです。

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