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2010年10月 アーカイブ

せっけんの選び方 6

ヒトを含むあらゆる生物は、長年月の進化の過程を経て、それぞれに特殊な形と働きを持つようになってきました。


たとえば、足のうらに油を持っているミズスマシという生き物は、界面活性剤が数滴、水槽にたらされただけで、水面をスイスイと走ることができなくなるでしょう。


べん毛運動による遊走を基本的な生存、生殖の条件にしているような水中微生物も、工場や家庭排水中の界面活性物質によって甚大な影響を受けると思われます。


このように自然界の界面活性物質は、生体の内外を問わず、慎重なコントロールのもとに作用しているのです。


急激、濃厚な合成界面活性物質の生体内部への摂取や拡散が好ましくない結果を生じることは、いうまでもありません。


合成洗剤の主剤である合成界面活性物質は、それ自体の化学構造にもとづく環境影響や生理活性が問題なのです。


そればかりではなく、環境や生体内で共存しうる各種の生理活性物質の可溶化、拡散や吸収、代謝にも影響を及ぼすことが考えられます。


複合汚染についても無視しがたい存在であるといえるでしょう。


ごみの適正処理とリサイクル

廃品や廃棄物というのは、現在の技術をもってすれば、リサイクルトナーのようにほとんどどんな物でも再利用が可能でしょう。


ただし、多くの場合これには2つの条件、


1.異物が混じっていないこと


2.特定のところに一定量まとまって集められること


・・・この2つがあります。


分別収集の役目の1つは、これら2つの条件を適えることにあります。


ところで、1.と2.が満たされれば再利用が可能となる物に、廃乾電池があります。


1983年に、廃乾電池に含まれる水銀が大きな社会問題となりました。


その際厚生省は、従来の処理方式でも自然環境上特に問題はないとの見解を出しましたが、これが巷間では「安全宣言」と呼ばれるものです。


しかし、これに対しては異論・反発が根強く続き、最近、東京都町田市が設置した委員会も、改めて廃乾電池の焼却や埋立てに伴う有害性を指摘しました。


委員の一人である、ある大学教授の実験デーを掲載して、その実証を図っています。


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