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2010年06月 アーカイブ

電車でGO・・・風変わりなイギリスの列車とイタリアの列車3

イギリスでは電気や機械によってエネルギーを浪費し、やたらと過保護なものを作ってしまうことは元来の合理主義の手法ではないようだ。

低いホームからの不便な乗降が、人と人とのコミュニケーションを生んだり、若い駅員が走りながらドアをパタパタと閉める音が発車の合図代わりだったり、完ぺきさを欠いた粗野な装置がかえって心に豊かさを導く。

また、ローカル線でも幹線の特急でも、イギリスの二等車にはカーテンやブラインドが付けられていないことも納得できる。
つまり、太陽が照りつけたら、素直にそれを浴びればよい。

それだけ、特に冬の太陽は貴重ということでもある。

電車でGO・・・風変わりなイギリスの列車とイタリアの列車4

正面の機能を重んじるイギリスでは、列車の外見に機械的な無骨さが露呈して、表層にとらわれないデザイン・センスを見ることもできる。

一方、イタリアには、外装を自由奔放に作り上げていくセンスがある。
車両のほとんどはクセのある流線型のスタイルとなっている。

自動車のデザインでも力量を発揮する国柄だ。
鉄道車両にもフィアット社によってデザインを施されたスーパーカーのような製品が多い。

小さな窓を正面に並べて先端を尖らせたETRの車両など、他国で出現することはないだろう。

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