電車でGO・・・風変わりなイギリスの列車とイタリアの列車2

乗降ドアの開き方も、独特なセンスがあってならではのことだ。
ドアは当然手動である。しかも外に開く。

しかし、これでは走行中に開いたりすると危険なので、車内には開閉のレバーがない。
では、どのようにして駅で下車するのか。

ドアの窓を上から引き下げて開き、窓の外に腕を出して外側面にあるレバーをひねってドアを開く。
イギリス人たちはこのような面倒なことを、当たり前のように行っている。

雨の日も風の日も、腕を外気にさらしてドアを開かなければならない。
ここまでしてドアを開くのだから、ぼんやりと走行中に誤って開いてしまうことはありえない。
ドアを開く人が否応なしに安全確認できる状況を導く結果となっている。

何でも自動化してしまう日本からすれば、一見不便のようにも思えがちだが、当事者の身体を直接介入させることで目的を確実に果たそうとするセンスは、実に合理的ではないか。

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